メトロポリタン美術館展で上野に

 今は「明けの明星」のタイミング、朝日が地平線を赤く染める頃東の空に一つだけポツンと、それもハッキリと輝いている。暫くはこういった光景が続く。
 
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 今日は東京都美術館で二つの美術展を見ることにした。
 
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 昔「聚楽」があった所にレストラン・ビルが出来た。そこのエレベーターで屋上に出ると目の前は、
   
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 今日はどういう訳か写真が撮りたくなった!
   
 上野公園の奥の方には「東北地方を応援する」として、こんな像が、
 これは何だろう?
   
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 後ろには大きなスチールが鏡になって、下に置いてあるゴミ袋を映していた。もう少し風情のあるものを反射させて欲しいが、まだ工事中だから仕方ないか!
    
 メトロポリタン美術館展は、流石名前が通っているだけあって賑わっていた。
 「大地、海、空ー4000年の美への旅」という副題が付いている。確かにエジプトから近代の写真に至るまで自然に対する表現を特集していた。テーマが幅広く、年代も離れているので焦点がぼけてしまった感があり、自分としては今一消化しきれない気持ちだった。
   
 創彩(SOSAI)展は全国からの応募展で、総理大臣賞など各賞が選ばれていた。
 作品の種類も、洋画、日本画、工芸と幅広く、押し花で作られた風景画などもあって、逆に目を見張る作品が沢山あった。
 やはり、日本人の手による方が感性が近いのだろう、落ち着くし、しっくり来る。
 作品のレベルとしては日展には及ばないだろうが、楽しい。
   
 美術館の入り口には大きなステンレス製のボールがあって鏡のように周囲を映しているのだが、南側の上に大きな穴が開いていることを発見、反対側に回ると下の方に小さな穴が開いていた。丁度陽射しがその穴を通して地面を光らせていた。
   
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