今回の旅はクラブツーリズム主催の「ドイツアルプス・チロル・ドロミテ 3ヵ国パノラマルート9日間」、
9日間とはいってもホテル宿泊は6泊、ということは機中泊が2回、頗る時間が掛かる乗継便を利用したものだ。航空会社はカタール航空、当然あのドーハ経由となる。
カタール航空の色調は紺赤、乗務員の制服から機内、ロゴに至るまで統一されている。
機内食はエコノミークラスなので、期待するものでもない。
メインはBeefとFishの選択となっているのだが、メニューの表記が分かりにくい。
上はFish、下はBeef、
味付けが自分の好みではないが、・・・
ドーハ空港到着後の流れが他の空港に無い独自のものとなっていた。
搭乗時に渡される航空券入れ、黄色い、
これは乗り継ぎ客専用であり、飛行機を降りてから向かうターミナルの色になっている。
ドーハ空港は、航空機への乗り降りはタラップ+バス移動に統一されている。だからボーディング・ブリッジなるものが無い。しかも広大な空港の敷地の中に、到着、出発、プレミアム客用、サテライトと4つのターミナルが点在している。
だから乗り継ぎの場合、エコノミークラスなら必ず2つ目の黄色いバス停で降りことになる。機側からこのターミナルまで、結構時間が掛かる。
しかも空港内を走るバス、どれもが装甲車のように窓ガラスが不透明となっている。
ところが中から外を見ると、
金属版に小さな穴が空いていて、外が見えるようになっている。外からは中が見えない。
バス移動も、外から中が見えない窓も、全て保安上の事なのだろう。
高価なボーディング・ブリッジを付けないでバス移動に徹底するのも、ある意味合理的で経済的なのかもしれない。
待ち時間が長いので、1階のDutyFreeで買い物も出来るのだが、荷物になるし、どうせ帰路便でも寄るので、ここは2階に上がって仮眠するのが適切、でも何があるかはチェックしておく必要がある。