ドロミテの旅 1日目

 今回の旅はクラブツーリズム主催の「ドイツアルプス・チロル・ドロミテ 3ヵ国パノラマルート9日間」、
 9日間とはいってもホテル宿泊は6泊、ということは機中泊が2回、頗る時間が掛かる乗継便を利用したものだ。航空会社はカタール航空、当然あのドーハ経由となる。
   
イメージ 1
  
 カタール航空の色調は紺赤、乗務員の制服から機内、ロゴに至るまで統一されている。
 機内食はエコノミークラスなので、期待するものでもない。
    
イメージ 2
  
 メインはBeefとFishの選択となっているのだが、メニューの表記が分かりにくい。
 上はFish、下はBeef、
 味付けが自分の好みではないが、・・・
  
イメージ 3
  
 ドーハ空港到着後の流れが他の空港に無い独自のものとなっていた。
  
イメージ 5
  
 搭乗時に渡される航空券入れ、黄色い、
 これは乗り継ぎ客専用であり、飛行機を降りてから向かうターミナルの色になっている。
  
 ドーハ空港は、航空機への乗り降りはタラップ+バス移動に統一されている。だからボーディング・ブリッジなるものが無い。しかも広大な空港の敷地の中に、到着、出発、プレミアム客用、サテライトと4つのターミナルが点在している。
 だから乗り継ぎの場合、エコノミークラスなら必ず2つ目の黄色いバス停で降りことになる。機側からこのターミナルまで、結構時間が掛かる。
 
イメージ 4
  
 しかも空港内を走るバス、どれもが装甲車のように窓ガラスが不透明となっている。
 ところが中から外を見ると、
  
イメージ 6
  
 金属版に小さな穴が空いていて、外が見えるようになっている。外からは中が見えない。
 バス移動も、外から中が見えない窓も、全て保安上の事なのだろう。
 高価なボーディング・ブリッジを付けないでバス移動に徹底するのも、ある意味合理的で経済的なのかもしれない。
 
 待ち時間が長いので、1階のDutyFreeで買い物も出来るのだが、荷物になるし、どうせ帰路便でも寄るので、ここは2階に上がって仮眠するのが適切、でも何があるかはチェックしておく必要がある。
 
イメージ 7
 
 添乗員からは2階に長椅子があるので早くいけば座れるかも知れないと云われたのだが、2階の搭乗ゲート前に見えるのはよくある空港の待合シート、ひじ掛けがあって横になるには憚られる。
 
 ところが搭乗前にトイレに行く途中、QuietRoomなるものを見つけた。確かに波のようになった椅子が並んだ暗い部屋があり、何人かが寝ていた。
 この部屋は、上の写真の左端のエスカレーターで2階に昇って、左に戻るように曲がってトイレ方向に行けば見つかる。
 
 ドーハの現地時間で03:30と云っても日本時間では09:30、時差調整の出来ていない状態で眠るのは中々出来ない。
 再びQR003便にてミュンヘンに向かう。
  
イメージ 8
  
 ドーハ・ミュンヘン間は1.5食、2回目の軽食はクッキーとコーヒーだった。その時のテーブルシートが真四角だったので、鶴を折ってみた。
 勿論降りる時に乗務員に渡したら、ゴミかと思いつつも気づくとにこっと笑ってサンキュー、アリガトウと云われた!
 
 2日目はミュンヘンの市内観光とオーバーアマガウ散策、