ドロミテの旅 6日目 ドロミテ街道西側ルート

 ボルツァーノからカレッツァ、ポルドイ峠、オルティセイ、シウジと反時計回りに一周してボルツァーノに戻ってくるコース、色々と山の名前が出てくるが、街の名前も同じようで、次から次へと云われても混乱するばかり。しかも昔南チロルとしてドイツに属していたので、ドイツ語とイタリア語の二つの呼び名もあったりして益々分からなくなる。
 
 最初に訪れたのがカレッツァ湖、地図で見てもかなり小さな湖?池のような、あまり期待はしていなかった。
 だが、
 
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 このエメラルド・グリーンの透き通った色あいに魅了された。
 背景にあるのはラテマール山群、最高峰のラテマール山は2,842m(どれなのか?)
  
 カレッツァ湖は一周出来るようになっている。
 右手の方向に行くと、ラテマール山群とはほぼ90度方向にあるカティナッチョ山群(3,004m)が見える。
 
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 こちらから見ると水が更に深い緑色になっていた。
 
 次に向かったのがポルドイ峠(2,236m)、
 現地ガイドのあつ子さんのお奨めにより、ロープウエイで更にサッソ・ポルドイ(2,950m)まで昇ることにした。(ツアーの行程では峠で自由行動、各自昼食となっていたが、700mの上からの景観に期待して全員がロープウエイで山頂まで!)
 
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 さすがこの高さになると雪、滑りやすいし、寒い!
 
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 著名な山々なのだろうが、
 
 ポルドイ峠から少し下ったところにセッラ峠がある。
 そこからの雄大な光景も素晴らしかった。
 
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 ドロミテの光景は山の上に登ってしまうより、少し下ったところで山塊を見上げるようにした方が美しいと思う。岩の色と緑の草原とのバランスが美しさを盛り上げている。
 
 オルティセイの街も自由行動、「石畳の可愛らしい街並みの散策をお楽しみください。」となっていたが、ここもお奨めによりロープウエイでアルペディシウジ(1,850m)に昇った。
 
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 サッソルンゴという三つの峰で構成された山群なのだが、頂上付近が少し雲に隠れている。
 この山を背景に、遠足?なのだろうか少年少女の一団が写真を撮っていた。
  
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 本日最後の訪問地はシウジ、
 教会をバックにドロミテの山を写真に収めることに、
 
 その1、野原を横切り草原の中で、
 この構図がドロミテの紹介によく使われるとか、
 背景にある山はシュラーン山(2,563m)
  
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 その2、シウジの街中から、
 
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 その3、同じくシウジの街から、
 
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 教会の多さには驚くばかりだ。
 屋根の形状が違うので、それぞれ派が違うのだろう。
  
 夕食はお決まりのピザ、
  
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 直径35㎝くらいだろうか、チーズとトマトソースのシンプルなもの、だからこそ完食で来た!
  
 これだけ山々を見ていると感激が薄れてくるのが勿体ないと思う。
 早回りし過ぎるのかも知れない。でもそうしなければ短期間のドロミテ・ツアーは成立しない。
 
 7日目はトレチーメ(三つの頂きの意)展望ハイキング、
 
 3日間の中断が入ってしまいました。
 この間、上高地、乗鞍、高山、松本と巡っていました。
 上高地も緑と山塊と調和した美しい景観だと思いました。ただ、ドロミテはそういう光景が至る所にあるという印象を逆に強く持ちました。
 
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