遺伝子組み換え食品、医薬品

 まずもって、遺伝子組み換えで技術で医薬品が造られているという事実を知らなかった。
 NIKKEI TRENDYの健康に関する記事は中々知りえないことを分かりやすく解説してくれるので、外せないサイトだと思っているのだが、今回は遺伝子組み換え食品、医薬品について、
     
 糖尿病の治療に欠かせないインスリン、人工的には作るのが難しく、ウシやブタから抽出出来る量にも限りがある中、大腸菌酵母にヒトインスリンの遺伝子を組み込んでヒト型インスリンの大量生産に成功したという。
 
 よくスーパーの食品の中でも見かける「遺伝子組み換え大豆は使用していません。」、とりわけ大豆で気がつくことが多いのだが、
 そもそも遺伝子組み換えで何が変わるかというと、除草剤耐性を持たせて除草剤「ラウンドアップ」を使用するだけで、他の農薬を使わないで済むようになったということらしい。
  
 先日、「善玉菌vs悪玉菌」の中で引用させてもらった新谷弘実氏は、「農薬を沢山使用した野菜より遺伝子組み換えで農薬を使用しない野菜の方を選ぶ」と言っていた。
 
  農薬の与える影響も看過できない。どちらが人間にとってより安全なのか、環境に与えるダメッジはどちらが大きいのか等々、未知の問題、あるいは知らされていない事が色々あるみたいだ。
 「遺伝子組み換え」でなければ安心と信じることも危うい気がしてきた。
  
  このTRENDYの記事にも引用されていたヨーロッパ人の遺伝子組み換え食品・医薬品に対する受け入れ方の研究報告にもあるように、治療のための製造方法の一つとして遺伝子組み換え技術が使われるのは気にしないだろう。
 病気を治したいという気持ちが先行するから、石油から作られようが、虫から抽出されようが、カビから製造されようが、その製造過程に関心を持ったことすらないのだから!
  
  食品については、なんとなく怖いような気がしていた。だから「遺伝子組み換え不使用」を安全宣言のように妄信していた感がある。でもそれでいいのだろうか?
 
  結論は わ・か・ら・な・い!