映画「シンデレラ」 4

 まず何よりも、絶対にハッピーエンドになるという安心感を持ちながら、ワクワクしながら映画に没頭できることは最高に幸せである!
 
 3Dで公開されなかったことがとても勿体ない、そう思わせる映像になっていた。
 この映画の見所は二つ、

 一つ目は、シンデレラ(灰かぶりのエラ)が、ゴッド オブ マザーの手助けで舞踏会に行けるように変身するところ、カボチャの馬車から、美しいドレス、ガラスの靴に至るまで見事、

 二つ目は、シンデレラが宮殿に登場し、王子と踊るシーン、特にブルーのドレスが翻る様は素晴らしい、

 この二か所に魅了させられたら、あとは結末への期待がどんどん高まってしまう。
  
イメージ 1
  
 ケイト・ブランシェットがエンドクレジットでもトップに出てくるが、あの意地悪な継母役、
 このキャスティングが良かったかは些か疑問、冷たく、意地悪そうで、裏がありそうな雰囲気は充分に出ているが、どうしても知的さというか、気品さというか、心から憎めないのである。
 大公と裏取引を図るなど、ディズニーアニメから一ひねりしているが、・ ・ ・
  
 シンデレラ役のリリー・ジェームズについては、ダウントン・アビーシリーズに出ていたとのことだが、見ていないので初めて、近寄りがたい美女というより、優しく親しみやすいシンデレラの雰囲気にピッタリであった。
 
 ポスターもそうだが、シンデレラのブルーのドレスが印象に強く残る映画であった。「
  
 併映された、「アナの誕生日パーティーをめぐる物語」は本当に短編、これからどうなるの?というところで終わってしまい、続編の予告みたいな感じ、どうしてコレを上映するのだろう???