昔良きハリウッド時代を懐かしむ映画化と思ったら大間違い、
かつてのTV西部劇俳優リック・ダルトン(ディカプリオ)が今では悪役専門で端役にしか起用されない。そのリックのスタント役がブラピ演じるクリフ・ブース、
この映画はかつてのハリウッド映画、TV番組に長けていないとその良さが分からないだろう。
しかも、現在・過去・過去の映画・現実の映画撮影と4つの次元が出てくるから、さらに難しさが増している。
いったい何を描きたいの、何の話?と思ってしまう。
そこに隣に住むポランスキー、シャロン・テート夫妻の話が絡んでくるから怖い、怖い!!!
クリフはカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーとゴタゴタを起こすし、
なんでこれで助演男優賞を貰えたの?
終始デカプリオの影の存在で有り続けたから?
助演賞なら、8歳の子役で出ていたトルーディ・フレイザーに挙げたいくらいだ。
かつてのハリウッド映画通向きの映画として、評価「4-」