人間ドックで胃カメラ

 これまで人間ドックの胃部検査では、バリウムを飲むレントゲン検査か権利放棄かのいずれかにしていた。もちろん胃ガンが心配なので、他医療機関の鎮痛剤利用の内視鏡検査を行ってきた。
 
 たまたま今回利用する人間ドックでは、胃の内視鏡検査が標準メニューで、オプションに鎮痛剤利用というのもあった。
 これ幸いと夫婦で申し込んだのだ、が、
 鎮痛剤を利用した場合は、車の運転は禁止!
 この医療機関は車で30分という家から近いところなのだが、他の交通手段はバスしかないと云う少々喧騒から離れた場所にある。
 よって、自分だけ経鼻内視鏡を選択、オエッ感が如何ほどのものか初めて経験することとなった。
 
 まず、鼻から麻酔を噴霧、多少苦いのと、喉に入ってのは呑み込んで良いということなので、
 これは鎮痛剤利用の時もそうなのだが、事前の部分麻酔で喉の自由が利かなくなりツバを飲み込むのが不自由となる。
 10分ほどそのまま待機して、イザ鼻にチューブ挿入、これは簡単に喉まで到達、モニターにもそのスムーズさが映されていた。が、
 そこでストップ、閊えてしまった。一旦戻って再度、ゴックンしてください!という掛け声でゴックン、すかさずオエッと涙、でも医師も看護婦も当然のように無視、そういうもんなんだ!
 まぁ、一回苦労しないといけないのだろうが、耐えられるレベルかな?
 
 例によって小さなポリープ、これは以前から指摘されていたものだが、変化ないので内視鏡検査は不要とまで云われたものだ。
 ところが反対側に、胃粘膜下腫瘍があると!!!
 
 ドックの全ての検査が終了し、医師の問診へ、
 そこで真っ先に指摘されたのは心電図の右脚ブロック、毎回のことだが、・ ・ ・
 でも、次の異常指摘が無い、あの胃粘膜下腫瘍はどうなっちゃたの?と聞いてみると、
 これはスキルスガンと違って、多分良性のものでまだ1㎝未満、細胞検査も難しいレベル、これが急に数㎝レベルまで拡大したら要検査だが経過観察を、ということになった。
 
 胃の内視鏡検査は、鎮痛剤利用の方がやはり楽だと思う。
 しかし、検査終了後の妻の回復状況、同じくドックラウンジで熟睡している男性を見るに、車の運転禁止は絶対だと認識した。
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