「内部志向」vs「外部志向」、「ホテルコンシェルジュ」

 「内部志向」,「外部志向」の問題について触れた記事があった。

 ”「研修中」バッヂをつけた新人に接客させるのはなぜ問題か”
 
 確かに「研修中」・「訓練生」のワッペンを付けた新人を見かけることは結構多い。
 レジに並んだ後に気づくと、「失敗した!」と思ってしまう。それは手際が悪いので待たされてしまうという、云わば「常識」である。まぁ、ルール通りの丁寧さがあると良い評価をしてもイイのだが、

 この記事はまさにココのところを衝いていて、「お客さまに迷惑をかけたり、気を遣わせるのは間違いです。」と書いてある。これを「自社都合」=「内部志向」の強い会社としている。
 「外部志向」は「お客さま第一」、「お客さまに求められれば、手間をかけ、その要望を商品やサービスに反映させようとするし、社員同士も切磋琢磨しながら働いている。」
 
 そこで思い当たったのが、今週の火曜から始まったTBSテレビの「ホテルコンシェルジュ」、
 
 ホテルコンシェルジュは「外部志向・お客さま第一」の最先端の仕事、このドラマを見て本当にココまでやるホテルが存在するのだろうか?と思ってしまうが、そうあって欲しいとも思う。
 でも、収益第一を目指す社長も出てくるし、まさに「内部志向」,「外部志向」の見本のようなドラマである。
 経営のトップが「外部志向」でないと「お客さま第一」を貫くことは難しいのだが、「内部志向」のホテルコンシェルジュなるものを見てみたい!