いろいろと悩む油、南雲流解説が分かりやすい!

 日経Goodayに掲載されていた”奇跡の60歳・南雲流「いい油の使い方」”は、理解するにますます混乱してくる様々な情報を、南雲流に整理して分かりやすく解説してくれた。
 
 そもそも飽和・不飽和脂肪酸をどう理解するか、
 南雲先生は、飽和を「石」、不飽和を「砂」に例えた。酸化のし易さを分かってもらうために、
 そこに地域によって異なる温度を絡ませ、
   温暖な気候の地中海の代表であるオリーブオイルが飽和脂肪酸に近いオメガ9、
   温帯地方のコーンや大豆はオメガ6、
   寒い環境で育つクルミやヒマラヤ原産のエゴマ、そして魚の油は最も固まりにくいオメガ3、
 
 これなら難しい分子結合がナンタラを考えなくてもイいい、要は温度の違い!
 
 詳しくは本文に譲るとして、意外な○な油と×な油の区別、これも調理する温度が絡んでいる。
 

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 熱に強い動物性の飽和脂肪酸が○というのは、意外すぎるかも知れない。
 ラードとか牛脂は特に避けらてきたように思う。
 
 さらに、

”そもそも悪玉と呼ばれているLDLコレステロールは、喫煙や糖質食で傷付いた血管を修復してくれる善玉なのです。だから、LDLが高いほうが長生き、という研究結果もあります。一方で、植物性だから体にいいと信じてとり続けたサラダ油が、トランス脂肪酸同様、血管を傷つける要因になっている”
 
 これも驚き!!!
 逆に、自分の中で混迷の度合いが増したようにも思う。