アラスカのデナリ国立公園で、グループでハイキングをしていた28歳の女性がグリズリーに襲われてけがをしたという記事があった。
クマに遭遇したグループは死んだふりをして、一旦は去った熊が再び戻ってきて襲われたという。死んだふりをするとクマの好奇心をかき立てる可能性があるので、結局襲われてしまったのだろう。
”大声をあげたり手を大きく振ったりしてクマを追い払う”とイイとのことだが、まずは出会わないように、音を立てるなど予めクマにこちらの存在を知らしめて、クマに先にどこかに行ってもらうのが得策だと思う。
だが、デナリ国立公園ではクマが公園の主だから、人間が大きな音を出して威嚇しながらハイキングすることは憚れると思われる。
現に公園内の観察バスも静かにクマの存在を確認しながら、観光客にグリズリーの食事風景を見せてくれる。
これはデナリ国立公園に行ったときに撮ったもの、グリズリーの親子がベリーを食べている。
肉眼では黒い点があるくらいにしか見えないほど離れている。