白馬山麓紀行 詳細版② トロイメライのディナー①

 さて、興味津々のディナー、

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 大皿の上に置かれたピンク色のメニュー、
 開くと左右に”夏のメニュー”と”グランドメニュー”が並んでいる。
 初日に選んだのは、定番のオマール海老の料理(メニュー右側)、
 
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 サーブされた順に、
 左上; 鴨の自家製生ハム ・・・ 鴨独特の香りは自分には感じられなかったので良かった。
                      枕になっているニンジンの小さいこと、カリッとしている。

 右上; フランスパン     ・・・ 全粒粉の香ばしくかつ甘みが感じられるパン、ソースを絡めて、
                      今回はお代わりしたが、料理の数が多いので食べ過ぎた感じ、

 左下; 信州サーモンのマリネ パッションフルーツのソース
                   ・・・ これ美味しい、特にソースが新鮮なクリームかチーズか独特、
                      勿論、サーモンも甘いニンジンもソースにピッタリ!

 右下; フォアグラ入り白馬産玉ねぎのフラン 黒トリュフのクリーム
                   ・・・ フランス版茶碗蒸しということだが、一口目から唸らざるを!
                      フォアグラの一口大の塊が入っており、トリュフの香りも、
 
 ここまでで、お腹は相当に満たされた感じ、でもこれからが本番、
 
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 左上; 白馬産烏骨鶏の半熟卵と生ハム サラダ仕立て
                    ・・・ 烏骨鶏と普通の卵の違いは自分には分からなかった。
                       アスパラが太く甘くて美味しい。

 右上; 活けオマール海老のポワレ 新鮮なみそのグラチネ トロイメライ
                    ・・・ これは毎日食べたい位の美味しさ、特にグラチネ、
                       ソースも美味しいので全部パンで!!!
 
 左下; 信州和牛ほほ肉の煮込み
                    ・・・ どうやったら形がありながら、こんなに柔らかく煮込めるのか?
                       とろけるような肉、肉の下側に穂のように見えるのはフランス版
                       アスパラの原型種だそうだ。面白い歯ごたえ。
 
 右下; フランス産イチジクの赤ワイン煮
                    ・・・ デザートというか口直しというか、イチジク好きには嬉しい!
 
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 まずお砂糖と生クリームが用意され、
 アーモンドのブランマンジェパッションフルーツのシャーベットが、
 フランス版杏仁豆腐?仄かな甘みとアーモンドの香り、お店によってはこれ一つにソースを掛ければそれで充分なデザートになるだろう。
 パッションフルーツには強烈な甘さと酸っぱさがあるので、順番はブランマンジェから、途中で交互に、これはとても満足できる。
 ほほ肉を食べた段階で、フランスパンもお代わりしていたのでお腹はパンパンになっていたのだが、いとも簡単にこのデザートは喉を通り過ぎていった!!!
 
 エスプレッソというかデミタスコーヒーは、苦めだがしっかりと鼻に抜ける香りを持っていて美味しい。小菓子として付いてきた生チョコと合う。
 
 ここはレストラン&ホテル、先にレストランが来るだけのことはあって全てが驚きと美味しさがいっぱいだった。
 見た目のビックリアレンジで気を惹くのではなく、自信を持った味で満足させるレストランだ。
 
 三連泊の一日目の食事が終わった。
 まだまだ、二回食べるチャンスがある!!!