三連泊目の夕食というのは個別対応するのが中々大変だと思うが、ちゃんと工夫してくれた。
メニューの基本はオマール海老のグランドメニューか、魚料理の夏のメニュー、
自分はフィレ肉目当てに夏のメニューを選んだ。(妻はオマール海老を)
グランドと夏の違いはメインの二品、他は共通でその内容は毎日変わる。
最初の4品、
1.そら豆のムース
どのムースもとても美味しかった。そら豆の香りとクリームの滑らかさ、上に乗っている細い棒のようなものはトリュフをカットしたもの、
2.ヒラメのバプール ホワイトアスパラガスのピュレ添え
バプールとは蒸したものことだそうだ。アスパラガスのピュレなど味わったこともない。ごく自然に食べてしまって、強烈な印象がない。
3.フォアグラのポワレ アーモンド風味のクリームソース
アーモンドと一緒にクリームを絡めて、独特の香ばしさを味わいながら、・・・ 美味しい!
4.トマトのバリエーション
トマトのムース、トマトそのもの、トマトのジュレ、三種味較べ、好みはムースだった。
もともとのトマト自体が美味しいので、ついつい笑顔になってしまう。
メイン、デザート
皮のパリパリ感は真鯛の方が強く美味しかった。
先回の牛フィレと同じく、周りの存在感はあるが中心はとろける!本当に美味しい!!!
7.マンゴーのシャーベット イタリア産タロッコオレンジ添え
マンゴーそのものを凍らせたかのような濃厚味、タロッコオレンジはブラッドオレンジのようだったが少し色が薄い気も、もちろん甘くて香りもイイ!
8.バナナのムースと紅茶のアイスクリーム
見た目ゴマ豆腐のようなバナナムース、このトロトロ感はとんでもない。良く四角くカットし、皿に載せられたものだと感心してしまう。紅茶アイスも香りが程よくて絶品、
ということで、満足のいくディナーだった。
思うに、とんでもなく美味しいフランス料理を連日出されたおかげで、次に別の宿に泊まった時、夕食が満足出来るか心配になってきた。