映画「ノクターナル・アニマルズ(Nocturnal Animals)」 評価 4+

 これは拾物の作品だった!
 例によって、5本一括レンタルの最後の1本に、何か良さそうな作品は無いかとラックを探し回って目に付いた1本、エイミー・アダムスジェイク・ギレンホールが主演、製作・監督・脚本があのトム・フォード
 トム・フォードといえば007のスーツをスグに思い浮かべるが、映画監督もしていたとは、
 今年の5月にレンタル開始になっている作品、目立たないので気づかなかった。

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 ストーリーは込入っているので、明かさないことにするが、
 というか、難しい。解釈を入れようとすると説明がつかない。

 暴走族の罠に嵌って車から降りてしまった。あおり運転を思い起こさせるが、車外に出ないことが身を守る鉄則、かといってあの場を逃げる術は無かった。
 
 元夫エドワードから送られてきた小説の名前が”Nocturnal Animals”夜行性の動物たち、の出だし、
 それを読むスーザンは主人公トニーと妻レイを、エドワードとスーザンに置き換えて頭の中に映像を作って行く。何もそうしなくてもイイのだが、
 
 あまり難しく考えることなく、素直に”REVENGE”と捉えれば良いのだろう。
 その方が後味がスッキリする。
 暗い、重たい、人間味が感じられない。でも、評価は「4+