家から少し離れたところにある和菓子屋さん、
そこで見つけた”船橋名物”なる和菓子、
ふと思ったのだが、この名物ということば、
この和菓子自体が名物として人気なのか、船橋の名物を取り上げて和菓子にしたものなのか、
美味しければどちらでもイイということはあるが、
そもそも「名物」とは?
デジタル大辞泉には、
1 その土地で名高い産物。名産。
2 その土地や社会で、特有な物事や評判になっている人。「ロンドン名物の霧」「名物教師」
3 茶道具類で、美術的、歴史的価値においてすぐれたもの。利休以前のものを大(おお)名物、利休時代のものを名物、小堀遠州の選定したもの を中興名物という。
4 植物・動物・器物などの名と性質。また、それを研究する学問。
5 すぐれているもの。名器。
では、これは
三番瀬最中、ばか面おどり、かりんとう饅頭、
前二つは確かに船橋のシンボル的な”三番瀬”と伝統芸能の”ばか面おどり”、後ろのかりんとう饅頭が船橋とどう関係するのかは知らない。
まずは食べてみる。
”ばか面”は人形焼きの”ばか面”バージョン、これ餡が美味しい!!!
最中の最も大きな特徴は芯に潮干狩りで有名な三番瀬で採れたかどうかは別にして、しょっぱいアサリが入っている。甘い餡にピッタリ!
この二つは中々のもの、船橋名物をアイディアで活かしているし美味しい。
「名物」を取り上げているが、このお菓子そのものが「名物」となっても良さそうだ。
次は、
どちらかというと黒皮饅頭を揚げたような感じ、
確かに表面はかりんとう、この独特の香りと味が病みつきになるかも、
これは地元の「名物」菓子に値する!
ということで、これら三つは個人的に「船橋名物」に認定する。