直接的な因果関係の研究ではないが、「ポリフェノールの摂取量が多い人は死亡リスクが低い」という日本の約3万人を対象にした大規模疫学研究の結果が出たそうだ。
ポリフェノールと云っても様々、
ブルーベリーやワイン ⇒ アントシアニン、
緑茶 ⇒ カテキン、
大豆 ⇒ イソフラボン、
コーヒー ⇒ クロロゲン酸、
チョコレート ⇒ カカオポリフェノール
多分さまざまな形で摂取しているのだと思うが、疫学研究では1日あたりのポリフェノール摂取量の多寡により4つのグループに分けているが、最も少ないグループと最も多いグループの差は”コーヒーや緑茶などの飲物の摂取量の差に由来”していたという。
ということは、コーヒーをいっぱい(not 一杯)飲めば死亡リスクも下がるという三段論法が成り立つ!
コーヒーを沢山飲む自分にとっては都合のいい研究だ。
有意な差とは、
特に「脳卒中」と「消化器疾患」でのリスク軽減が著しい。
がんに有意な差が見られなかったというのは期待するところなので残念な気がする。
参考 → 日経Gooday https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/050800004/021000131/
おまけ
(見える人には、火星・月・木星が斜めに並んでいるのが分かる。)