"ナノバブル”、何とか利用する!

 何処で使えるか?
 同じメーカーが洗濯機用を出しているので、ひょっとすると使えるかも? コチラの方が高いが、
 洗濯機のホース取り付け部分は外れないようにか極めて特殊、単なるねじ込み式ではないのでとても無理!

 ならば、最近取り替えた浄水器の、水道栓との間に入れたら?
 ここなら、浄水と水道水の切り替えも出来るし、水道水はストレートとシャワーの二通りになるし、

 そう簡単ではなかったが、
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 上: そのまま取り付けるのは極めてスムーズ、だがこのままでは蛇口部分の重さを支えることが出来ない。

 中: カインズに行ってホースを支えるものを調達、
    さらにボードに傷を付けたくないのでゴムのクッションにネジ止め、それを両面テープで固定。

 下: 一応完成、蛇口2通りと浄水器で3通りのナノバブル水の利用が可能に、

 早速、水を飲んでみる。
 水道水だが、明らかに違う。柔らかいというのが第一印象、
 水道水をそのまま飲むと(少し出し続けると塩素の匂いが消え充分に飲料に値する)、水の硬さと舌の上を流れる時の抵抗感がある。
 ナノバブル水は、水の硬さはあるが、舌の上の通り具合が滑らかになる。
 ナノバブル浄水、これまでに味わったことのないトロトロ感、もちろん塩素の香りは皆無、水の硬さも無し、舌への抵抗も無い!
 逆に云えば、無味無臭、水としての旨味、存在感が無くなってしまったかも?それほど柔らかい。
 因みに我が家の浄水器は酸化還元水、多少のミネラル成分が付加されるはずなのだが、

 では、宣伝文句にある”そのまま水を掛けるだけで油分の汚れを落とせるか?”
 これは食器洗いで何度か試しているのだが、冷たい水しか出ないので油分を流し落とすのは無理、洗剤を付けても水道水のお湯の方が勝る。
 ただ油分の無いものは、シャワーで流しているとかなり落ちる。まぁ、水道水もそうかな、
 一番の違いは食器洗いの洗剤をネットに付けて洗う時、
 これまで、お湯を掛けながら食器を洗っても食器の中に幾分か泡が残って一緒に洗っているな!という実感があったのだが、
 ナノバブルシャワーの場合は、水を掛けた途端泡が消えてしまう。だから水を掛ける前に食器をネットで洗剤を行き渡らせてから水を掛け洗い落とすという順番を守らないと、洗ったという安心感が薄れる。

 一番効果が実感できたのはジューサーの部品、
 毎朝ジューサーでニンジンジュースを作っているのだが、どうしても透明の部品類はニンジンの色素がこびりついてしまう。
 もちろん毎朝洗剤を付けてお湯でしっかりと洗って来たのだが、10年以上も使っていると徐々に薄オレンジ色が付着、これが落ちない。
 ところが、いつもどおりの方法でナノバブルシャワーで洗っていると、徐々に透明度が増してきた。
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 左: ニンジンカスを受ける入れものに、ジュースを貯める入れものを重ねている状態。薄オレンジ色が二重になっているので分かる。
 右: ニンジンカス入れ、色素が全面にあったのだが、かなり透明度が増した。オリジナルに近い状態に戻りつつある。

 この他には、植木・草花への水やりにナノバブル水を利用している。
 粒子が細かければ、植物の水吸収が良いのではと勝手に思い込んで、効果の程は分からない。花、もの云わず!
 
 当初の目的は浴室のシャワーだったのだが、台所シンクの浄水器のアダプターになってしまった。
 そのお蔭で、毎日の利用頻度は高まったかも知れない。
 お湯を沸かすにも、コーヒーを淹れるにも、パスタを茹でるにも、煮物をするにも、ナノバブル浄水が、