映画「バッド・スパイ(the spy who dumped me)」 評価4

 邦題の”バッドスパイ”となると主人公二人の女性、原題の”the spy who dumped me(私を棄てたスパイ)”となると最初に登場するCIAエージェント、
 どちらに焦点を当てるべきなのか?
 話の流れから行くと原題の方が深い意味合いになる。

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 最初からおふざけのコメディーと承知したうえで観れば、そのハチャメチャぶりが楽しめる。
 
 この映画のイイところは、一年前に知り合ってつい最近分かれた彼=CIAエージェントから謎のトロフィーをウィーンに持っていくように託されたものの、ウィーンの指定のカフェ(どうみても高級レストラン)での銃撃戦で渡すべき相手も死んでしまい、誰が味方か敵か、今後どうすれば良いのかも分からなくなってしまった!こと、
 そこからの話の展開に期待を持たせてくれる。

 このバカ騒ぎを楽しむべし、評価「4」

 余談、
 この作品もそうだが、最近レンタル作品の中に占めるBD(ブルーレイディスク)の割合が減って、DVDオンリーが増えている。
 画質重視派の自分にとっては由々しき事象で残念だ。
 基本BDしか借りないというルールで観たい作品も諦めて来たのだが、もう限界、DVDにも手を出すようになった。
 幸い、DVDの映像処理が向上しているのか4Kにアップコンバートしても結構綺麗な映像になってくれる作品が増えた。
 でも願わくば、作品の中に1本でもイイからBDを混ぜておいて欲しい!!!