昨日のNHK”がってん”で、片頭痛の素だよと言われていたのに、しかもアルコールに滅法弱いのに、
左は飲み残しの2018Villages、右が2020のヌーボー、いずれもアルベール・ビショーのものだ。
実は今年もVillagesを買いたかったのだが、巷間ボジョレーヌーボーの人気が下がったというのを表すかのように、品数も置いてある本数もかなり減った。これまであったVillagesが無くなっていたので、普通のヌーボーとなった。
Villagesとヌーボーとの違いは、裏ラベルを見るとわかるのだが、
渋みと味の厚みが一段階、Villagesの方が高い。
グラスに注いで並べてみると、
これは「熟成?」されたVillagesの方の透明感が落ちる。ヌーボーは透き通っている。
今年のヌーボーは”歴代のビンテージ”とのキャッチフレーズとのことだが、2018は”理想のビンテージ”だった。
味見、
ヌーボーはグラスに近づくだけで、本当に良い香りが漂ってくる。ただ、その中にコルク臭というのか、何か硬い香りが混じっている。
アルコールを感じさせない、美味しいブドウジュースのように甘酸っぱくて良い香り!
昨年との違いは分からないが、飲んだ瞬間”美味しい!”という驚きはない。
一方のビンテージは、漂う香りはほとんど飛んでしまっているが、口に含むと鼻に抜ける良い香りがするのと、アルコールのようなすぅーっと抜けるものがある。渋みというより旨み、飲むにはコチラの方が美味しい。
多分、2018年に飲んだ時は”これは美味しい!”と思っただろう。
今年のヌーボー1杯だけで「熟成」に入ってしまうのか?
今のところ片頭痛は起きていない。