プロの仕事? ユニットバスでの修理、

 2019.10.01にリフォームしたユニットバス、ちょうど一年を過ぎたころに照明上付近の天井と壁の境目のカバーに隙間が出来た。
 四方にカバーはあるのだが、他の3方はピタット貼り付いている。

 そこで施工業者に連絡したら、取り付けを行った本人がやって来て直してくれた。
 一旦カバーを外し、コーキング剤を塗ってピタッと貼り付けてくれた。

 ところが先日、また同じ個所に隙間が出来てきた。

Lixil2.jpg

 これはカバーの長さが合わなくて、お風呂の温度が上がると撓んで外れるのではと、再度施工業者に連絡、
 すると今度はメーカー対応にするといって、下請け業者ではなく施工業者の服を着たかなり年配の方が来た。
 これがメーカー対応なの?と思いつつも、作業の様子を見ていると、

 一目見て、カバーを端から端まで一気に剥がした。

Lixil3.jpg
 
 出て来たのは隙間と取り付けたネジ、
 一応防水は本体のパネルで出来ており、このカバーは隙間とネジを隠すための美観上のものだとか、

 まず始めたのは、カバー側の前回修理の時に使った接着剤を全て丁寧に取り除くこと、
 取り除いた部分を布でゴシゴシ擦り、無いもカスが残らないように何度も確認していた。
 ユニットバス本体側の接着剤のヨゴレ、カスも無いか確認し、やはり布で綺麗に、

 そして端から綺麗にしたカバーをそのままシッカリと木で叩きながら嵌めていく。
 それを何回か繰り返し、浮きが出るか否かを確認していく。
 カバーの上下に本体への引っかかりが付いており、それをシッカリ浮きが無いように嵌めることで固定されるのだとか、

 Lixil4.jpg

 確かにピタット貼り付いてビクともしない。

 これぞプロ、「職人」!と思ってしまった。
 構造に忠実に初心に戻って設計どおりに戻すか、
 接着剤で繕うか、

 おそらく前回の修理の時は、接着剤の影響で逆に完璧に嵌らなかったのかもしれない。
 それを一発で見抜いて、接着剤を取り除いたのだろう。
 そういう事例をこの方は何度も経験しているのかも、

 さすが!!!