プレジデントOnlineの記事だが、
新聞記者、ニュースキャスター、DJ…米調査「将来が危ない最悪の仕事」ワースト10
https://president.jp/articles/-/45155
その10とは、
木こり、軍人、刑務官と日本では職業として出てこないようなものが並んでいるが、人気が無いのも分からないではない。
新聞記者、DJ、ニュースキャスターが並んでいるのは意外な気がする。デジタル化の影響を受けてのことらしい。
米国に遅れること10年くらいで日本にもその波は来るのかもしれない。
一方、これから期待できる仕事は、
これらも全くピンと来ない。
米国と日本の職業の専門性の違いだろうか、
数理関係が伸びるというのはデジタル化の中では何となく想像もつくが、聴覚診断士とは何ぞや?、またなんで歯科衛生士が登場するの?
日本での仕事の将来性を連想するには中々理解に苦しむが、米国の人々には分かるのだろうな、
もう一つ、
職業が自動化される可能性についても触れていた。
自動化される可能性が高い仕事は、床掃除や単純な経理、レジ打ちの仕事など、高い技能が要求されず、なおかつ、賃金が低い仕事。特に自動化のリスクが高いのは、輸送、単純事務、製造業における単純作業、
高い技能が必要ではなくても、曖昧な判断を必要とする仕事や、創造性を発揮する必要がある仕事、提示された情報を分析して判断する仕事、周囲の環境を判断して考慮するべき仕事などは、自動化することが難しいので、人間が作業しなければならない。
例えば、デパートでの特定の顧客に対する接客、複雑な症状を抱えた認知症患者とのコミュニケーション、繊細な繊維で作られた家具の掃除、広告の企画、ユーモアのある文章の作成、料理の繊細な盛りつけ、経営判断、従業員のマネージメント、システムの企画や設計など、
「AI(人工知能)は人間の仕事を奪うか」
⇒ 「そもそも、人間の脳がどのように動くかは、人工知能や神経科学者の間でもわかっていない。人工知能が何かを判断するには、コンピューターが実行できるモデルを作って、それをプログラミングしなければならない。しかし、そもそも、脳の動きが判明しておらず、モデルが設計できないので、現時点で可能なのは、ごく単純なことだけ!」
AI至上主義、AIの名を借りた威厳化、これを見事に否定したお言葉だと思う。
前から云っているように、AIは多量のデータ分析は得意だが、それを設計・プログラミングする人の能力を超えることはまだ出来ない!