その要因は何?
東洋経済Onlineの記事だが、
https://toyokeizai.net/articles/-/443741
” 定年後、まったく予定がなくなり、急速に老けてしまう……あなたの周りにもそんな人はいないだろうか。
実際、「予定のない定年後は拷問のように苦しい」と言う人もいる。
だからこそ、50代のうちに「居場所」を作っておくべきだ.。”
「居場所」があれば若々しくいられるのか?
” 「出世街道をひた走ってきた人より、そこから早期に脱落した人のほうが、幸せな定年後を過ごしていることが多い」
というのは不思議なことではありません。おそらくその原因の1つはコミュニティだと思われます。
会社から期待されずに時間ができた50代は、定年前から外部にコミュニティを求めるケースが多いからです。
そして、妙なプライドを持った「出世組」に比べ、そうしたしがらみから解放されている「非出世組」のほうが、
人間的に愛されてコミュニティに溶け込みやすいという側面もありそうです。
定年後に急に「コミュニティ探し」をするより、50代のうちに別のコミュニティに属しておく必要がある。”
う~ん、微妙なスタンス、
「非出世組」を擁護しているようにも、
「出世組」は何がマズイのか?
”「会社」以外のコミュニティとしては、
・地域のコミュニティ(町内会、同じマンション内でのつながりなど)
・ボランティア関連
・スポーツ関連(ゴルフスクール、テニススクールなど)
・スポーツクラブ
・趣味の仲間(ダンス、釣り、音楽、芸術系など)
・習い事
・学生時代からの友人
・前職の同僚や友人
できれば、5つ以上参加してそれぞれのコミュニティで「違ったキャラクター」を演じることが重要、”
5つも!
しかも違ったキャラクター、
それでは時間が足りなくなる訳だ。
でも、演じるのが負担にならなければ良いが、
注意事項として、
"「会社人生の常識から抜け出せない人」がやりがちなのは、ここで無用なリーダーシップを発揮したり、
「そのコミュニティで一番になりたい」とマウンティングを始める、といったことです。
何度も言っているように、出世街道をひた走ってきた人ほどこうしたワナに陥りがちです。
そして、いつのまにか周囲から疎まれて、コミュニティから追い出されてしまうのです。"
なるほど、これは分かる!!!
でも、現実に5つ以上のコミュニティーに参加して、張り切って自己を演じられる人はごく少ないのでは?
この記事を書かれた方は、ある会社の代表取締役、まさに「出世組」、
そういう方は、これから迎えるであろう役職勇退後も、自然と色々なコミュニティーのリーダーとなってしまい、自由を謳歌しつつ若々しくいられるのだと思う。
既に定年退職した方の体験談が記事になっていれば、本当に参考になっただろうに、いささか残念!