馴染みの無い言葉だと思うが、イネーブルド・スピーカー、
映画館のように立体音響を再現する為には天井にスピーカーを設置するのが一番だが、
それを斜めに音を飛ばすことにより天井に音を反射させ、天井スピーカーがあるかのようにさせた(Enabled)のが、"Enabled Speaker"、
我が家ではブックシェルフスピーカーをトールボーイスピーカーの上に置いてフロント・プリゼンスとして利用しているが、常々立体感があまり感じられないと思っていた。
最近ソニーで出したHT-A9 [ホームシアターシステム]は4つのワイヤレス・スピーカーを大雑把に置くだけで、天井音も含めた立体音を再現出来るというので、とても気になっていたのだが22万円もするのでちょっと、・・・
前々からイネーブルド・スピーカーにしたら状況が変わるのではと思いつつ、音源がDolby Atmos用でなければ意味が無いのではと躊躇していた。
買うならソニーのSS-CSE [Dolby Atmos イネーブルドスピーカー]と決めていたので価格.comで調べていたら、この製品が品薄状態になりつつあるよう、新製品が出るのか廃番になるのか?
そこで、
モノが到着した。
早速トールボーイの上に設置、
ヤマハ・アンプの音場設定機能でスピーカーのバランスを整えることに、
そしてYoutubeでDolby Atmosのデモを再生してみると、
TV画面の上にも音が広がっていることを実感、
全体的に音で包まれているように聞こえる。
さらにBDの映画を再生してみると、まさに映画館のような広がり、
Dolby Atmosで無くてもOK!
音楽を聴いても、音が前面上方向だけでなく、部屋全体に音が広がっていると実感できる。
イネーブルド・スピーカーの効果は想像以上、
TVのスピーカーだけで再生した時の平面感が逆に不自然に感じる。
もっと早くからイネーブルド・スピーカーを利用していれば良かった!!!