今日は文楽観賞 at 北千住

  北千住のシアター1010(せんじゅう=千住)で文楽
 国立劇場が整備中なので、色々な劇場で様々な演目が上演されているらしい。

 今日のはコレ、文楽鑑賞教室(団子売・文楽の魅力・傾城恋飛脚)
 鑑賞教室と銘打っているように、シアターの前10列は全て女学生で占められていた。

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 イヤフォンガイドで説明を聞きながら、浄瑠璃の語りと字幕で筋を追い、三人で操る人形の細かな動きにも注目するという、とんでもなく頭と目を使う観劇だった。

 「文楽の魅力」として、人形の構成、三人での操り方等々細かく説明してもらって、如何に大変な作業の基に演目が成り立っているか知ることが出来た。これを聞くと聞かないとでは、文楽に対する思い入れが全然違うと思う。とても貴重な解説だった。

 見ている内に、人形ではなく本物の人間が演技しているかのようになってくるのが不思議だ。
 そして傾城恋飛脚・新井口村の段は泣かせられる内容でもあって、後味の良い鑑賞になった。