フリーマントルはパースの南西、車で約30分の地にある港町だ。
1829年イギリス海軍のフリーマントル船長が立ち寄ったことから、スワン川植民地として開拓されたことにより始まる。現在残されている建造物では刑務所が有名だ。
これは植民地時代に最初に作られた刑務所、今ではミュージアムになっている。Round Houseと呼ばれているが実際は8角形!
フリーマントルを訪ねた日は9月18日(土)、お日柄がよろしいようで結婚式のカップルに何組も出会った。
ツアーの面々が通りすがりに拍手をすると満面の笑みで応えてくれた。
Round Houseすぐ下の広場でも屋外の結婚パーティが開かれていた。
週末だったのでフリーマントル・マーケットがカプチーノ通りの外れで開かれていた。
立ち寄っては見たものの、なんとなく購買意欲は湧かなかった。内部の写真を撮るのは憚れる様な雰囲気だった。
このクラブツーリズムのツアーでは全食事が提供されることになっていた。
決して空腹だったからというのではなく、朝・昼・晩とそれぞれ異なるのだが、どれもこれも満足いく美味しさだった。
ここフリーマントルの夕食は、漁師小屋での「チリマッスル」!
洗面器のような大きなお皿に山盛りのムール貝のチリソース和えが出てきた。
ピリカラと貝の味がマッチしてとても美味しかった。日本だったらこれを何人前と云って出すのだろうと思ってしまった。
カニを食べている時のように、皆必死で食べるので食卓は静かになった!
そして今宵の宿はテラスの付いた雰囲気あるホテル「Esplanade」
西の空に南十字星が沈みかけていた。