"CARBON"は存在するのか?

  これは小説での話、
 今英語版の「The Tower」に取っ組んでいるが、中々先には進まない!
    
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 その中の一節に”CARBON”なるサイバーテロ対策部門のAgentSmith氏の説明が出てきた。
  要はパソコンの中身を調べるにあたり、ハードディスクのファイル等に何も見つからなかったとしても、キーボードの履歴は見つけることが出来るというものだ。
 タイプライターで印字するときCARBONリボンを利用してタイプした文字を下の紙に写し取るように、キーボードで叩いた内容は秘密裏にメモリー、もしくはCPUにエンドレステープのように順次記録されているという話、
  
  そういえばKeybordLoggerなるスパイウエアがネットカフェなどのパソコンに仕組まれていることがあると騒がれたことがあるが、それにはマルウエアを仕込むという手続きが必要だ。
 だが、このCARBONはもともとのハードウエア、それも根源のハードに備わっているという恐ろしい話、
   
 OSのコマンドで入力文字を戻す機能があったし、WordにせよExcelにせよ、これはプログラム上の機能かもしれないが、入力間違いを何手か遡ることが出来る。
 いかにも本当のように思い込ませるのが小説の凄いところだが、あってもおかしくない機能ではある。
  
  ただし、常人ではその隠れた?機能に立ち入ることは出来ない!