パンデミック対策は取れるの?

 今回のデング熱騒ぎ、感染場所=蚊に刺された場所が代々木公園と特定されているのでまだ助かっている。
 それだけで症状が出た時に患者が感染したかもと訴え出る余地があるから、
 それと人から人への直接感染が無いというのがもう一つの救いだ。
 ただ、怖いのがデング熱と分かっていなかった人が蚊を媒介して家の周りに既に広めてしまっていないかということ、
    
 今回は最初一人、続いて友達二人、それが追加9人、そして更に追加10人と代々木公園訪問者に限定されているのだが、かなり急速に人数がふえている。
 不思議に思ったのはこれら22人の代々木公園訪問日は8月9日~25日と16日間の幅を持っていること。
 蚊の生存期間は2~3週間というが、同じ蚊が22人も刺すとは思えない。
 蚊の中で拡散しているのか、代々木公園を訪れる人の中で拡散しているのか分からないが、このままスンナリとデング熱が終息するとはとても思えない。
    
 もし、これがエボラ出血熱であったなら、人から人への感染だから、「病気」を特定し「隔離」が出来ない限り、あっという間に広まってしまうのだろう。
 そういう時に都会でのパンデミック対策は実効性があるのだろうか?
    
 願わくば今回のデング熱感染を例に、エボラ等への防疫体制の再確認をして頂きたいものだ!