食・健康? ビタミンD、塩トマト、第6の味覚

 日々是学問かな?
 その1 ”日焼け止めで欠乏症に!? ビタミンD不足に注意が必要な理由とは”
 
 例によって日経トレンディの大西睦子さんの解説だが、紫外線予防と云って日光に過剰反応していることが、ビタミンDの様々な効能を阻害しているという話だ。
 昔から夏陽に良く当たっていると冬風邪をひかないと云われていたように思うが、それに類した効能も挙げられていた。
 ①古い骨を溶かして新しい骨を作る「骨代謝」の維持や活性化に重要な役割
 ②筋肉の強度を高め、転倒の防止に役立つ
 ③血圧コントロールや動脈の損傷を防止(心臓病)
 ④低いビタミンDのレベルは、最も大腸がんのリスクと関連
 ⑤免疫機能として
   [1]多発性硬化症1型糖尿病などの自己免疫疾患の発症への関与
   [2]結核やインフルエンザのような感染症と戦う免疫力の向上(特にインフルエンザA型)
 米国とカナダでは、ビタミンDの推奨摂取量を従来の3倍以上に改定したという、日本でも追随することだろう。サプリメントで摂るより、日光に当たって自力で作った方が自然だと思うが、
 
 そうは云っても、日光=紫外線が気になるところだが、
 その2 ”ダイエットや美肌に効く成分の宝庫「塩トマト」を食べよう”

 塩レモンが我が家でも熱中症対策の飲み物に入れることで活用され始めてきたのだが、今度は「塩トマト」なるものが登場した。
 なんでも塩に漬ければ良いのかも知れないが、ここに来て”塩”の効能がクローズアップされてきたようにも思う。
 トマトには
   ・シミ、シワを防ぐリコピン
   ・脂肪燃焼を促すトマトODA
   ・コレステロールを抑えるトマトシドA
   ・糖尿病を防ぐオスモチン
 などの効能があるようだが、トマトジュースとか、塩を振りかけてそのままガブリでも良さそう。
 あらかじめ作り置いて、さっと冷蔵庫から出して美味しく食べられるという”一つのレシピ”かな?
 
 美味しさと云えば、
 その3 ”第6の味覚「脂味」の存在が確認される”
 
 米国の研究者が、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味に続く第6の味覚として、脂味(脂肪味)のあることを実験で確認したということなのだが、
 コレは記事でも触れているが、食感的にも思える。
 確かにステーキの脂肪など、美味しいと感じることがあるが、それは脂に含まれている”うま味”なのでは?
 第6に認知されるには、”まだまだ” だと思うがな!!!