ホキ美術館「写実って何だろう?」展へ

 ホキ美術館の写実画はいつ見ても凄いと思いつつ、その描き方は色々、今回の企画展は自分でその違いを見比べて欲しいというもの。
 まずはその前に併設レストラン”はなう”で、

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 確か、落合シェフのアルポルトの流れを汲むお店なのだが、あいにく月曜日だけ簡易の別メニューとなっていた。
 和牛ハヤシライス・サラダ・ドリンクセット 1500円を注文、肉がタップリで驚いたが、味も良かった。
 ただ、コーヒーはマシンの洗い不足による酸化味がした。
 
 企画展のパンフレットからだが、 
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 たまたまだったのだろうが森本草介作品が30点あまり展示されていたのだが、画伯が10月1日に亡くなられたという貼り紙がしてあり、回顧展になってしまった。
 ホキ美術館が最大のコレクション数とのこと、回廊の両サイドに展示された風景画と人物画はどれもが独特のセピア調の色彩に統一されていることが分かる。そしてどれもがとても繊細に描かれており、布や木々の表現に圧倒される。
 
 これは裏面から、
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 本当に描き方はさまざま、これだけ沢山の作品を見ているとだんだん静物より風景、風景より人物の方が見ごたえがあり、実感が湧く気がしてきた。
 その中でも、島村信之氏、生島浩氏の描き方が自分としては最も共感が得られたし、本当に素晴らしい。