どこの世界にも変わりものはいるようで、
身近な花の世界でも見つけた。
こちらはデイジー、これから冬に向けて彩を添えてくれる花として定着したみたいだが、地植えだと春先に花が咲くので、花の咲いている期間が相当に長い。
真ん丸な小さな花、真ん中が雄しべで周りが花びらと思っていたが、実はトンデモナク複雑な花のようだった。
この花、真ん中の黄色いところから赤い花びらが出ている。
どこにでも変わりものがいると思ったキッカケだ。
それは、赤、白を問わない。
なんで、こんな変わりものが出てくるのか調べ始めたら、
真ん中の黄色い部分が筒状花、周りの赤や白の花びらと思い込んでいたのが舌状花、
とても説明し切れないので、詳しくは ⇒ 頭状花序で、
それぞれの一つ一つが花、それらが秩序だって綺麗に住み分け大輪に纏って、あたかも一つの花のようになっているという、気の遠くなるような複雑さがある。
それゆえに、場をわきまえない変わりものが出てくるのも仕方ないのかも、
でも、花を見るものにとっては全てが綺麗に整っていた方が美しいと感じる。
ひなぎく自身もそれが「調和」と心得ているハズだ。