「スパイ」とは無縁と思ってイイのか? 気になる記事、PRESIDENT Online

 ふと見たPRESIDENT Online の見出し、

  「母校が同じ」に親近感を抱いたらもう手遅れ…ロシアや中国のスパイが「普通の民間人」を陥れる巧妙な手口
   https://president.jp/articles/-/67304

 実はこの記事には前編がある。
  
  道を尋ねてきた人間はスパイだった…ロシアや中国が「日本の普通の企業の普通の技術」を狙っているワケ
   https://president.jp/articles/-/67301

 前編では、
 「スパイ活動の対象になるのは最先端の技術とは限らない。活動を仕掛ける側の国にとっては、一世代前の技術が思わぬ価値を持つ場合もある」として、如何にして組織に入り込もうとしているかの事例が紹介されている。

 後編では、
 入り込む手口として、如何に個人に近づき、深みに落とし込んでいくかの具体的事例が紹介されている。
 これは某国のスパイだけに限らず、身近な「組織」からの仕掛けにも共通するように思える。

 TVや映画で、そういった「ダマシ」は何度も見ているが、それは架空の世界の物語と思っているから、まさか自分が、あるいは家族が巻き込まれるとは全く思っていない。
 それが、現実の世界で起きているということをこの記事では警告している。

 一読に値する内容だ。
 因みに著者は、元警視庁公安部捜査官/日本カウンターインテリジェンス協会代表理事の稲村悠さん、