書店で見かけるこの本『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』、
「24」のオードリー役に良く似ているなと思うだけで手には取らなかったのだが、ダイヤモンド・オンラインの記事を見て、結構大事なことが書いてあるようだ。
即ち、
「私はこれまでストレスは健康の敵だ、と教えてきました。でも、それがかえって人の健康に害を及ぼしていたかもしれません」
これは巷間言われている”ストレスこそ諸悪の根源”と全く逆の見解!
「去年ストレスを感じましたか?」
「ストレスは健康に害があると思いますか?」という二つの質問、
それに答えた3万人のアメリカ人のうち、「強度のストレスを感じた」とした人の8年後の死亡率は、それ以外の人よりも著しく高かった。
だが、
第二の質問にイエスと答えた人、すなわち「ストレスが健康に害があると信じていた人」のみが死亡率が高く、強度のストレスを感じていても、「ストレスは健康に害があると考えていなかった人」の死亡率は、ストレスを感じなかった人とほとんど変わらなかった。
”病は気から”、自ら健康を害するように思いこんでしまうことこそが、それはストレス=有害といわれ続けた来たことに由来するのかもしれないが、どんどん深みに嵌って行ってしまうとは!
これは本を買って読んだ方が良さそうだと思うが、記事の中にも参考になることが書いてあった。
ストレスに対する三つの反応、
2.「チャレンジ反応」 → 前向きな対処 → DHEA分泌 → 集中力と自信の高まり・免疫強化
3.「思いやり・絆反応」 → 人への思いやりの気持ち → オキシトシン分泌 → 心臓強化
1の反応を避けて、2.3.の反応に至れば良いのだが、ストレスの”原因”そのものが消えない場合にそのような理想的反応・行動がとれるものか、自信が無い!!!