「実は「無」にならなくていい。マインドフルネス瞑想の本当のコツ」?

 日経Goodayの記事に”実は「無」にならなくていい。マインドフルネス瞑想の本当のコツ”というのがあった。

 瞑想って「無」になることが大事で、どうやったら「無」になれるのか、教えを受けたことが無いので良く分からないが、”「無」になれた”という実感がない。
 ただ、毎朝晩血圧を測る時、どんと座ってさっと計測するのではなく、心を落ち着けて深呼吸している。
 この時、「無」の境地に入っていれば、さぞや血圧が下がることだろう!と憧れているのだが、

 この記事による「ヴィパッサナー瞑想」のやり方とは、
 ① 床に座布団や布を敷いてあぐら座りして、背筋を伸ばす。あぐらがかけない環境のときは、椅子に背筋を伸ばして座る。手は膝の上にそっと重ねて置く。
 ② 目を閉じて、鼻から息をゆっくり吸い込みながら、鼻先を意識する。空気が鼻腔を通る「感覚」を最も感じやすい場所を一つ決めて、そこで呼吸の空気の流れを感じる。
 ③ 空気が入ってきたこと、そして出ていくことを鼻先の一点で「感じ」そして「呼吸をしていることに気づく」。ヴィパッサナー瞑想では、この作業をひたすら繰り返す。
 ④ 途中で思考や感情が湧いたら、「考えた」「感じた」と気づいて、また鼻先の呼吸に意識を戻す。
 
 これを実践した時、どれほど血圧が下がるものか?
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 上: 座って即血圧測定、意識しているせいで高い!!!
 
 中: いつも血圧を測っている時の方法、目を閉じ、深呼吸しながら目の裏に現われる模様に気を集中する。続けて測定した割に結構下がった。
 
 下: この記事のように、鼻先に集中して鼻腔の一点で空気の流れを感じる方法、といっても空気の流れがスムーズなので一点が無い。どちらかというと面、
 いつも方式より若干下がったが、これは深呼吸を続けていることの効果で、「ヴィパッサナー瞑想」のお陰かどうかは不明だ。
 
 鼻腔に神経を集中させることも、そう容易くは無い。
 自分は目を閉じて右斜め上からセンター辺りの網膜の裏に出て来る画像に集中した方が「無」になれる気がする。たぶん、どちらでも良いのでは?