いつもの散歩、何かしら新しいものに気付く、

 行き慣れた公園、いつもどおりにぐるっと周遊、
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 池の向こう、保育園の園児たちが大きな鯉を見て喜んでいる、だろう。
 これはいつものこと、草いっぱいの広場では沢山の園児がボール遊びや鬼ごっこで楽しんでいる。
 もともとは芝生の広場だったのだが、シロツメクサとか雑草が勢いを増して、靴を隠すほどに伸びている。
 そんな中を転ぶこと無く、楽しそうに走り回れる子ども達は幸せだなとついつい思ってしまう。

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 あまりの風の強さに、池面が白く波立っている。
 いつもの穏やかな風景とはガラッと変わって緊張感が、

 公園から周囲に出てみると、新興住宅街にどんどん変わっている。
 かろうじて残った畑に見つけたのは、
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 落花生の黄色い花、
 あまり花の色や形をみることは無いのだが、その名にふさわしく地面間近に花を付けている。
 通りすがりに見ただけでは、葉に隠れて花が目立たないが、かき分けてみると幾つもの花が咲いていた。
 これは、新しい発見!

 うろうろ、きょろきょろ、不審者と思われない程度に周囲に目をやりながら歩くと、何かしら新発見があるものだ。