地球環境に貢献すると思われる新技術を国家レベルで活用して欲しいのだが、

 先日床屋さんで雑談をした時、①東電のトリチウム液放出問題、②地球温暖化対策のCO2問題についてふれた。

 ① トリチウム液放出は新技術が開発されるまで待つべき、
   水で薄めるのは最も安価な策だが、周辺に与える影響、その為のコストを考えると、トリチウムを吸収する技術開発を推進し、それを利用すれば世界中の原子炉にも応用できて、安心・安全が担保出来る。
 ② CO2を空気中から吸収する技術があるのだから活用すべき
   J-WaveというFM放送で知ったのだが「ひやっしー」という吸収装置が開発されており、世界中で利用出来たら、・・・

 ところが、その後ネットで日刊ゲンダイに5年前に近大の研究チームが汚染水からトリチウムを吸収する技術を開発したと報じたと、

  近大研究チームが5年前、トリチウム除去に成功も…実用化を阻んでいるのは政府と東京電力
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/328195
  
 近大のホームページにも
  汚染水からトリチウム水を取り除く技術を開発 東日本大震災の復興支援プロジェクトから生まれた汚染水対策
    https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2018/06/012947.html

 こういうニュースは確かに、政府も東電でも知っていただろう、それなのに何故?

 一方今朝の読売新聞に「ひやっしー」の技術が紹介されていた。
 その中には吸収したCO2の再利用を開発中だとも、

 関連ページ
  「ひやっしー」で回収したCO2を農業肥料として活用 甘く美味しい野菜や果物の栽培を可能に Happy QualityがCRRAと業務提携
    https://robotstart.info/2021/06/16/happy-quality-crra-alliance.html

 地球温暖化でCO2削減策は色々あるが、直接的に簡単に吸収する技術の方が効果は大きいと思うのだが、何故?

 と、雑談した内容がその後公にされるという偶然が続いている。
 広く喧伝されて、新しい方向に国家レベルで動いて欲しい!!!!!