意外 「運動は“頑張らない”ほうが脂肪が燃える」

 「目から鱗」ほどではないが、体内脂肪燃焼の不思議をこの記事は伝えていた。
  
 まず意外に思ったのは、安静時エネルギー源のおよそ8割を「脂質」から得ているということ、
 毎時約8.3gの脂肪を燃焼している計算になるそうだ。 24時間でざっと200g、
イメージ 1
シカゴ美術館日本コーナーより
 
 しかも、ウォーキング時の脂肪燃焼率は5割に落ちるし、走れば3割、ダッシュでは2割と下がってくる。消費エネルギーそのものが安静時より上昇するので、実際に燃焼される脂質の量は安静時より増えるものの、効率的脂肪燃焼となると必ずしも高負荷の運動が良いとは限らないということだ。
 どの程度の負荷量かの目安は心拍数、計算式は
   (220-年齢)≒最大心拍数
   (最大心拍数-安静時心拍数)*(0.6~0.8)+安静時心拍数 ⇒ 効率的燃焼の心拍数
 
 一度計算しておけば自分の目安は分かるものの、心拍数を測る道具を持っていないので、「ややきつい」「息がはずむ」程度の強度と考えれば良いそうだ。結構速いウォーキングになりそうだ。
 
 ここで更に意外に思ったことは、「EPOC(運動後過剰酸素消費量)」という、運動直後にカロリー消費効率が高くなる状態が1時間半~2時間続くということ、
 即ち、軽度の運動終了後やれやれと安静状態に持って行くのは、実は途轍もなくもったいないことだったのだ。
 そんなことは知らなかったので、ウォーキングしても家に帰ったら何もせず、TVを見たり風呂に入ったりと限りなくリラックス状態になっていたのだが、