まさかの健康神話

 さまざまな情報が飛び交っているがゆえに、何度も見聞きすると当然それが真実のように思いこんでしまっているが、それが否定されても所謂”俄には信じがたい!”という気持ちになってしまう。
 例えば、
 * 「コラーゲンを摂った翌日はお肌がプルプル」
   経口コラーゲンは小さな分子に分解され、ある一定量は体に吸収されるものの、顔などのある特定の部位にだけ効果を発揮するわけではない。
   皮膚に直接付けた場合、コラーゲンの分子量が大きすぎて皮膚の内部にまで入り込み、浸透することは難しい。

 * 「ウコンを飲んだら二日酔いにならない」
   ウコンに二日酔い予防の効果があるという医学的根拠は、まだ乏しい。
   シジミの成分と二日酔いの予防に関する有効性を示す研究がまだ少ない。

 * 「サウナでいくら汗をたくさんかいたところで、痩せることはない」
   体の中には何もしなくても多少の脂肪を分解してくれるリパーゼという酵素が働いているが、サウナレベルの温度になるとリパーゼが働かなくなる。
   サウナの熱は熱すぎるので、体が危険を感じて代謝を下げる。
   サウナで汗をかいたのをいいことに余分なビールや食事を取ってしまう。
 
 基本は良質な睡眠、食事、運動習慣に尽きるようだ。
  
 きっとコレは効果があっただろう!
イメージ 1
 
 参照記事