息子から貰った誕生プレゼントは黒毛和牛のヒレ肉だった。
これをいつも通りの拙くかつ表面の焼きが弱いと指摘されている、それでも最近は少し向上してきたと自負している焼き加減で調理して良いものだろうかと、一生懸命インターネットを調べた結果辿り着いたのは、”オーブン”を利用すること!
決め手は、一般家庭の”ミディアム”は、”ウエルダン”と”ミディアム”と”レア”の三層構造になっているという指摘、出来ることなら、表面は薄い”ウエルダン”で中身は”ミディアム”を目指したい!
それは主たる火入れはオーブンに任せ、最後に表面を強火で短時間焦げ目をつけるという手法だった。
具体的には
① 130~140℃でオーブンを余熱(130℃でやってみることに、[新調の電子レンジの初仕事])
② その温度で肉の片面10分、
③ ひっくり返して10~15分(肉の厚さ・焼きの加減で変える。でも初めてだから10分に、)
④ 表面に塩・コショウを振りかけ、180℃に熱したフライパンで片面30秒、返して10秒 →完成
その過程の三枚の写真がコレ、
オーブンで焼きあがった状態(10分+10分)
フライパンで焦げ目をつけると、
(ニンニクが焦げてしまったが、これが家庭流!)
カットしてみると、
ナイフの切れ味が悪いので、多少ギザギザだが、肉はとても柔らか、
実は我が家で調理した中で、最も柔らかく、かつ肉汁がこぼれださず、真ん中の赤みがちゃんと保たれた焼き加減となった。
このオーブン法、初めてだったが、手間がいらず、時間は掛かるものの、これほど美味しく出来上がるとは、実は思っていなかった。
もっと早く知っていれば、これまでのステーキはもっともっと美味しく食べられたかもしれない、特に厚めの肉には適していると思う。
次はローストビーフで挑戦したい。