最近はコーヒーの健康効果が色々と紹介されるようになったが、
その源が何なのか、クイズで、
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/071300026/031400520/
【問題】嗜好飲料として親しまれているコーヒーですが、実は健康効果が期待できます。コーヒーの健康効果に主に関与している成分は次のうちどれでしょう?
(1)リコピン
(2)ポリフェノール
(3)プロテアーゼ
(4)ロイシン
正解は、(2)ポリフェノール
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コーヒーはかつて健康に悪いと考えられていて、
1974年、ハーバード大学の栄養学教室のJean Mayer教授が発表した「亭主を早死にさせる10カ条(Ten Quick Ways to Kill Your Husband)」では、「コーヒーをせっせと飲ませましょう。心臓発作はすぐには起きませんが、チャンスを逃してはいけません」などと書かれていたとか、
2000年以降、コーヒーの健康効果に関する論文が増え始め,
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では、どんな論文なのか、
かなり広範囲にコーヒー効果が研究されている。
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コーヒーの健康効果に主に関与している成分の一つは「ポリフェノール」、ポリフェノールは抗酸化作用を持ち、
(1)糖を取り込む際に働くインスリンの効きをよくする、
(2)小腸において糖の過剰な取り込みを阻害し、血糖値の上昇を抑える、
(3)高血糖時に起こる体内の炎症を抑える――などの効果を
コーヒーが関与している健康効果として、「カフェイン」も関与していると考えられている。
例えば、コーヒーと2型糖尿病のリスク低下との関連では主にポリフェノールが関係しているのではないかと推察されている。
ある研究では、デカフェでもリスク低下は見られるが、カフェインが入ったコーヒーの方がよりリスクが低下していた。
そのため、カフェインがより効果を強くする可能性がある。
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今回のこの記事での新発見は、
カフェイン=✖ではなく、健康効果を強める可能性がある、ということ、
自分は夕食後にコーヒーを飲んでも眠れる派なのだが、世の中にはそうでない人もいるようで、尚更カフェインは健康に良くないのではと後ろめたい気もしていたのだが、・・・・・